「コミュニケーションのコツ:相手をうまく動かす3つのコツ」
こんにちは!今日は、ちょっとしたコミュニケーションのテクニックをお話しします。これらは、ロバート・B・チャールズの『影響力の武器(第三版)』からのヒントです。日常の会話で、相手に何かをお願いしたい時、どうすればいいのでしょうか?
実は、小さなコツで大きく変わります!
『今日こそは、自分の要求を通したい!』そんな悩みを解決するヒントを紹介します^_^
1. お願いごとの前に、相手の調子聞く
「これ何の意味があるの??」
そう思う方が、大半かもしれません。
実際に僕も最初はそう思いました。でもこれをするだけで、自分の要求がめちゃくちゃ通りやすくなります!
まず、相手にその日の調子が良いことを認めさせましょう。会話の最初に、
「最近どう?調子いい?」と聞くだけでOK。
相手が、「まぁまぁだよ」とか、「調子いいよ!」って言ってきたらしめたもので、
「実は今、○○で困ってて、○○をお願いしてもいい?」とか、「それじゃ○○を頼みます」ってお願いしてみまましょう!
これだけで、あなたのお願いが通る確率が2倍に跳ね上がるんです。
このテクニックのキモは、最初の調子伺いで、自分より相手の方が、調子が良いという事を認めさせる事にあります。
ここまでのやり取りを要約すると、
「あなたは調子が良いんですね?それなら、○○で困っている私のお願いは聞けますよね?」って感じです。
これ、やられると分かるんですが、「調子が良いです」とか「まぁまぁです」とか言った後に何かお願いをすると、ホントに断り難くなります。
2. 最初のお願いは簡単に
次のテクニックは、小さなお願いです。
何か要求する時は、小さなお願いから始めてみましょう。
「ちょっと、手伝ってもらえる?」みたいな、軽いもので大丈夫。
最初のお願いは、相手が確実に出来る事や、気軽に「イイよ」って言っちゃうような事がイイです。
最初に簡単なお願いを受けると、相手は本命のお願いを断りにくくなります。
実は、この方法でお願いを聞いてもらえる確率は、なんと4倍になるんですよ。
3. 理由をつけてお願いする
そして最後に、「〇〇なので手伝ってほしいんだけど」
と、お願いに理由を添えるのがポイント。
これをするだけで、お願いが受け入れられる確率が34%も上昇するんです。
もし相手が、このテクニックを使ってきたら?
相手がこれらのテクニックをあなたに使ってくる場面があるかもしれません。
ここからは、防ぎ方について解説します。
(1)知ること
ここまで、解説したテクニックがある。と言う事を知っているだけでも、相手のお願いを防ぐ事ができます。
(2)即決しない
何かをお願いされたり、要求されたら、一度持ち帰るって考えましょう。
一言「ちょっと確認します」とか、「ちょっと考えさせて」とか言えば大丈夫です。
まとめ
この3つのシンプルなテクニックを使えば、お願い事が通る確率がグッと上がります!実際、僕の周りでもベテランの先輩なんかは、自然とこういったテクニックを使っています。あなたも、これらのテクニックをを試してみては、どうでしょうか?
参考図書:ロバート・B・チャールズ著、社会行動研究会訳『影響力の武器(第三版)』、誠信書房、2014年。