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「賢い判断をするためのテクニック!」ファスト&スロー



みんなこんにちは!今日は特別に、日々の生活で賢い判断をするためのテクニックについて、話してみようと思います。この記事を読むことで、普段の生活で判断ミスを起こしちゃう理由が分かるようになっているから、最後まで読んでみてね!

人はどうやって、決断してるの??

ファスト&スロー」っていう本を知っている?心理学者ダニエル・カーネマンさんが書いた、めちゃくちゃおもしろい本なんだけど、これによると、私たちの思考には**「システム1(ファスト)」「システム2(スロー)」の二つがあるんだって。システム1は直感的で、日常のちょっとした判断にサクッと使うやつ。一方、システム2はもっとじっくりと考える**ための思考だね。

まぁ~簡単に言うと、システム1は自動運転で、システム2は手動運転みたいなものだね。例を挙げるとこんな感じ↓

システム1(ファスト)の例:

日常のルーチン: いつも通りの道を歩く、身支度や日常の習慣的な作業を行う。

 

システム2(スロー)の例:

複雑な問題解決: 数学の問題や論理的なパズルを解くとき、じっくりと考える。

そして、実は僕たちがする判断って、システム1を使いたいがちで、どちらかと言うと直感に頼りがちなんだ。だから、ちょっとしたことで間違った選択をしてしまうことがあるんだ。

判断ミスが起こる時ってどんな時??

結局の所、判断ミスが起こる時ってのは、ホントはシステム2を使って考えなきゃいけない場面で、システム1を使っちゃう時に起こりやすいんだよね。ネットショッピングで、ついついポチっちゃったとか、その場の勢いに任せて衝動的な行動を取ったりとか、後から考えた時に後悔しちゃう行動ってのは、システム2を使う場面でシステム1を使ってしまった時が多いんだよね。さらに、意図的にシステム1とシステム2の混乱を引き起こして、自分の都合が良い方に人を誘導しようとする人達もいるんだ。

 

悪用厳禁!僕たちはこうやって騙されてる

システム1とシステム2って、使い方次第では、人を簡単に騙せちゃうんだ。ここでは、日常で僕たちがどうやって騙されるのかを、例と一緒に解説するね。くれぐれも悪用は厳禁だよ!

 

システム1(ファスト)を使ったやり口の例:

 

感情的アピール:

直感や感情に訴えかけることで、瞬時の反応を引き出す。例えば、恐怖や緊急性を煽る広告は、考える暇を与えずに行動させちゃうんだ。

 

例:スーパーでの「本日限りの特売!」という看板。つい「買わなきゃ!」と思って、必要ないものまでカートに入れちゃう。

  1.  
  2. 最初の印象の操作:

  3. 見た目や初期の情報を操作して、好意的な印象を作り出す。例えば、プロフェッショナルな服装や信頼を感じさせる言葉遣いで、信用を得る試みがこれ。
  4.  
  5. 例:新しいクラブやサークルのリーダーがすごくオシャレ。それだけで「このクラブ、良さそう!」って思っちゃう。
  6.  
  7. パターンと習慣の利用:

  8. 人々が日常的に行う習慣や行動パターンを利用して、意識せずに決定をさせる。例えば、人々が自動的にクリックするボタンの配置とか。
  9.  

  10. : みんなが普段から何気なくやってること、例えば「いつものボタンをポチッと押す」って行動を利用して、何かをさせる手法。
  11.  
  12. 直感的な偏見やステレオタイプの利用:

  13. 人種、性別、年齢などに関する一般的な偏見やステレオタイプを利用して、特定の行動や反応を誘導する。
  14.  
  15.  : 「小学校には、ランドセルで行くべき」というステレオタイプ

目の錯覚や言葉のトリック:

  1. 視覚的錯覚や言葉のトリックを使って、誤った
  2. 判断をさせます。
  3.  
  4. : 商品の「99%脂肪カット!」って書いてあるけど、実は元々脂肪が少ない商品。
  5.  

システム2(スロー)を使ったやり口の例:

 

  1. 情報の過負荷:

  2. 過度の情報を提供して分析能力を麻痺させ、混乱や疲労から誤った判断を引き出す。
  3.  
  4. : 携帯電話の契約書。細かい文字でいろんな条件が書かれていて、結局何がお得なのかサッパリわからない。
  1. 複雑な言葉や条件の使用:

  2. 契約書や説明文などに複雑な言葉や難解な条件を盛り込むことで、真の意図を隠す。
  3.  
  4. : 保険の説明書。難しい専門用語が並んでて、いったい何に入ってるのか理解しにくい。
  1. 長期的な誤解を引き起こす:

  2. 長期的な計画や戦略を用いて、人々の理性的判断を徐々に誤った方向に導く。
  3.  
  4. : 「10年後には価値が倍になる!」という不動産投資の宣伝。でも、実際は市場の変動リスクもあるよね
  1. 偽の専門家や権威の使用:

  2. 偽の専門家や権威を引き合いに出して、誤った情報に信憑性を与える。
  3.  
  4. : テレビのショッピング番組で、「このサプリメントは医者も推奨!」って言うけど、その医者が本当に信頼できる専門家か怪しい。
  1. 意図的な混乱の創出:

  2. 矛盾する情報や意見を提示することで、意図的に混乱させ、正しい判断を困難にする。

: ニュースで、あるトピックについて専門家Aは「良い」と言っているけど、専門家Bは「悪い」と言ってる。結局、何が正しいのか分からなくなる。

 

騙されないためには??

じゃあ、どうすればこれらのセールスの罠にハマらないで済むかな?ここでいくつかコツを紹介するね!

  1. 情報の出所を疑う: 情報がどこから来てるのか、その背景に何があるのかを考えてみよう。

  2. 客観的な証拠を探す: 言葉だけじゃなく、本当にそれが事実かどうかを確かめてみよう。

  3. 急がずに判断する: 「今すぐ!」っていうプレッシャーに負けず、じっくり考える時間を持とう。

  4. 感情に流されない: 感情的になると、判断が曇ることがあるから、冷静にね。

たとえば、スマホの新モデルが出たとき、すぐに「欲しい!」って思うことあるよね。でも、「本当に必要?」って自分に問いかけてみよう。もしかしたら、今使ってるスマホで十分かもしれないし、新モデルが自分にとって最適とは限らないんだ。

SNSで見る「これ最高!」っていうレビューも、ちょっと慎重にね。それが本当にその人の意見なのか、それとも何か別の意図があるのかなって考えることも大事だよ。

そしてね、日常での判断を賢くするためには、直感に頼りすぎず、自分でじっくり考えることが大切なんだ。情報に振り回されず、自分の頭でしっかり考えるクセをつけよう。

 

まとめ

最後に、大切なことを忘れずに。それは、完璧な判断なんてないってこと。間違いから学ぶこともすごく大事。だから、もし失敗したって、それを経験として次に生かしていこうね。

それじゃあ、今日はこの辺で。読んでくれてありがとう!賢い判断をするあなたに、幸あれ!

 

参考図書:「(ダニエル・カーネマン『ファスト&スロー(上・下) あなたの意思はどのように決まるか?』、村井章子訳、ハヤカワ・ノンフィクション文庫、2014年6月20日)」

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